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牛群検定の実施と活用

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飼料設計の指導ノート

乳量向上に貢献する牛群検定

 日本では労働賃金や購入飼料費が高いので、所得を上げるためには、乳量の向上を図ることが必要です。

 現在、全国の酪農家の53.4%が月に1回の牛群検定を受けて(※)、個体ごとの牛乳生産量を知り、乳量に応じた濃厚飼料の給与を行っています。令和3年度の家畜改良事業団の成績によると、検定を受けた乳用牛の年間の平均乳量 は約9,950kgですが、非検定牛の乳量は7,425kgと少なく、1頭当たりの年間搾乳利益に、約26.3万円の差が出ています。

 (※)数値は、(社)家畜改良事業団「『乳用牛群能力検定成績のまとめ』-令和3年度-」より

関連サイト

乳用牛(社)家畜改良事業団