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酪農家になるのはなかなか大変だ

酪農経営と技術

写真1
家族みんなで力を合わせる
写真2
勉強することがいっぱい。酪農家になるのは大変だ

家族どうしで契約を結ぶ

 酪農経営は人、乳用牛、飼料畑、施設および機械類によって構成され、これらのバランスの上に成り立ちます。中でも人材は、人柄、能力、実行力、協調性、体力と努力などで経営がうまくいくかどうかが決まるケースが多いのです。
 最近では都会の青年が酪農を始めるケースも増えていますが、実際は息子が親の酪農を継ぐことがほとんどです。これは酪農が家族経営の典型であるからです。そのため、仕事分担から両親の老後の世話や相続問題まで、さまざまな事柄の契約を家族同士で結んでいる事例が増えています。時には第三者の人を交えて契約を結ぶ例もあります。こういった契約のしかたを、家族協定といいます。

酪農後継者の知識・技術習得

 酪農経営にはさまざまな知識や技術が必要となります。よい牛群をつくるための育種・遺伝学から、能力の高い牛を飼うための繁殖・生理・栄養・飼養学、良質な自給飼料の生産・利用のための草地・飼料作物学、経営学(資金・運営・管理)なども必要です。近年の酪農後継者は、こうした酪農についての技術や知識をまず専門の学校で学びます。その後、国内や海外の優良な経営の酪農家のもとで1、2年間実習し、乳用牛飼養の方法などの厳しい指導を受けます。こうして実力を磨いた後、家業の酪農経営に従事するといった人が増えています。

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