牧場へ行こう
酪農家の支援組織
技術と労働の支援組織と活動
酪農経営には、酪農家グループと技術者や酪農組合などが話し合い、経営を安定向上させるための各種の支援組織があります。これには技術的な支援と労働的な支援があり、国や都道府県、市町村からの援助を受けています。
技術的支援組織
農業改良普及センターでは、
1.土壌(どじょう)検定と自給飼料生産
2.粗飼料検定と給与診断(飼料設計)
3.牛群検定事業
などを支援します。
家畜保健衛生所や畜産会
1.乳用牛の衛生(予防接種、病気の診断)と繁殖・栄養などの検査や指導
2.経営診断
3.技術情報サービス
などを支援します。
労働的支援組織
1.TMR供給センター:乳用牛用の混合飼料を宅配
2.酪農ヘルパー利用組合:酪農家が休日をとれるよう、乳用牛の飼養管理を代行
3.コントラクター:飼料作物のサイレージ作りの作業を分担
4.公共牧場:育成牛の放牧を担当。市町村などが運営する
5.堆肥(たいひ)センター:余分なふん尿の完熟堆肥作りを分担し流通させる
ことなどを支援します。