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「搾乳」のしくみ

写真1
人のかわりに乳をしぼってくれる便利な機械「ミルカー」のしくみ

牛乳の搾り方

 牛乳は乳房の先にある乳頭孔から出ますが、乳頭孔は硬く閉じられているため、乳を搾るには何らかの力を加えなければなりません。人が乳を搾る方法として、直接人の手でしぼる手搾り、「ミルカー」と呼ばれる専用の機械を使う方法があります。
 子牛が乳を飲むときは、乳頭をくわえてから舌をつかって口の中を陰圧にし、乳頭内外に圧力差を生じさせて吸い出します。手搾りでは、まず逆流しないように乳頭の付け根を握ってから乳頭全体を握り、乳を搾り出します。ミルカーによる機械搾りでは、子牛が乳を飲むのと同じ原理を使い、ティートカップ(乳頭を包み込む管)内の圧力を調整して乳を吸い出します。

写真2
乳頭を消毒。きれいになって牛も気持ちいい

搾乳時の注意点

 牛に不快感をあたえず、手早く、衛生的に搾乳することが大切です。そのためには、事前に器具や搾乳する人の手指を消毒することが必要です。
 また搾乳の前に乳頭を拭くことで、牛に快適な刺激をあたえて乳汁の出をよくする効果もあります。搾りはじめの牛乳は細菌で汚染されてることが多いため、別の容器に入れて捨てます。終了後は乳頭ディッピング(消毒)をして細菌汚染を防ぎます。
 搾乳後、乳房の中には15%程度の乳汁が残ります。これは残存乳汁と呼ばれ、いくら上手に搾っても搾りきることができないものです。
 しかしこれ以外の搾れるはずの乳汁を残してしまうと、乳房炎の原因になることがあるので、気をつけなければいけません。

搾乳の回数

 乳房の中では、たえず乳汁が生成されており、搾乳後8時間くらいまでは順調に乳がつくられます。ただしそれ以降は乳房内の圧力が急に上がり、乳汁の生成がおさえられることがあります。
 乳房の大きさや泌乳量にもよりますが、通常は12時間間隔で日に2回搾乳するものを、8時間間隔で日に3回にすると、乳量が10-20%増加するといわれています。

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