乳用牛とは大昔から友だちだった
世界の酪農の現状
国別の酪農概要(2022年)
令和4(2022)年度の世界における搾乳用牛頭数は2億8293万頭、牛乳生産量は7億5750万トンに達しています。
酪農のさかんな地域は北米、南米、ヨーロッパ、ロシア、オセアニアおよびアジアなどです。例えばアメリカでは、ホルスタイン種が飼養されているところが大部分で、1戸当たり約200haの広い飼料畑と穀物畑を所有しています。また、ニュージーランドではジャージー種を周年放牧しており、日本は給与する濃厚飼料の大部分を輸入に頼っている状況です。
■国別の酪農概要(2022年)
| 飼養乳用牛頭数 (万頭) |
牛乳生産量 (万トン) |
1頭当たりの牛乳生産量 (kg) |
|
| 世界全体 | 28293 | 46600 | 2034 |
| アメリカ | 9 | 7050 | 7462 |
| ドイツ | 519 | 2862 | 5427 |
| フランス | 456 | 2541 | 5670 |
| ニュージーランド | 299 | 969 | 3390 |
| イギリス | 251 | 1439 | 5455 |
| 日本 | 121 | 838 | 7195 |
| 中国 | 395 | 584 | 1480 |
出典:『国際農林水産統計』(農林水産省統計情報部)