乳用牛とは大昔から友だちだった

改良を重ね、たくさんの牛乳を出せるようになった【酪農の歴史】

写真1
南フランス・ラスコーの洞窟画
写真2
牛は1万年も前から人に飼われている
写真3
明治時代、東京にあった牧場

 新石器時代にオーロックという牛の原種を飼いならしたのが、家畜としての牛の起源だといわれています。

 現代では、牛の成績表である「牛群検定」を利用して、能力の高い牛たちだけを増やすようにしています。その結果、おいしい牛乳が効率よく生産できるようになりました。