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肉用牛(にくようぎゅう)って何? 肉用牛のからだのひみつ ぼくにも肉用牛、飼えるかな? 農場へ行こう 肉用牛とは大昔から友だちだった 栄養たっぷり、おいしいね

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ぼくにも肉用牛、飼えるかな?  

草を食べて、どうしてあんなに大きくなれるの【エサの与え方】

子牛のしつけも大変だ【子牛の育て方】

ちゃんと世話しないと病気になっちゃう【おもな病気と対策】

ウンチが土を豊かにする【ふん尿の処理と利用】

育て方の目標

写真1
子牛は肥らせないように飼育する
写真2
生後9カ月の去勢牛

太らせない

 哺乳(ほにゅう)期の子牛育成の注意点は、発育をよくしようと濃厚飼料をたくさん給与して子牛を太らせすぎないことです。雌子牛では5カ月齢を過ぎるころから乳房に脂肪が付きやすくなります。これによって子宮、乳腺(にゅうせん)、その他の内臓の発達が阻害され、発育が悪くなります。結果、種付きが悪く、乳の出がよくない能力の低い牛になりかねません。
 市場では体重を表示して取り引きしますが、発育の良否は体重の大小ではなく、体高を測定してチェックします。発育をよくするためには、濃厚飼料の給与量を抑えて良質な乾草やサイレージを給与することです。
 育成牛の生後9-10カ月齢の体重は去勢牛240-300kg、雌牛260-280kgです。市場に出す前には手入れをよくし、引き運動などを練習します。

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