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肉用牛トップ >> ぼくにも肉用牛、飼えるかな? >> ウンチが土を豊かにする【ふん尿の処理と利用】 >> 環境問題とその対策
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環境問題とその対策畜産による環境汚染 農林水産省生産局畜産部の調査によると、平成15年の年間畜産公害苦情の発生戸数2633件のうち、肉用牛が原因のものが全体の14.8%を占めています(「畜産経営に起因する苦情発生状況」農林水産省生産局畜産部、平成16年7月発表)。 正しい処理 公害の進行を防ぐためには、ふん尿の正しい処理を行わなくてはなりません。そこで畜産農家では、個人でふん尿の処理をしたり、協同で処理場をつくるなどしています。 無臭のスラリー(ふん尿の混合物)にする: 貯留槽に貯めたふん尿を曝気(ばっき)して60度以上で好気的発酵(はっこう)させます。この発酵によって、ふんに含まれる雑草の種子は発芽能力を失います。 完熟堆肥にする: ふん尿にオガクズ、バークを水分調整剤として混合し、水分含量を78%以下にしたものを堆積(たいせき)し、約20日間隔で5-6回切り返しを行います。堆肥(たいひ)は無臭なので、流通もできます。 |