子牛のしつけも大変だ【子牛の育て方】

素牛(もとうし)の選び方

    血統書には牛の大切な情報が記載されている
    良い素牛の顔と尻(生後8カ月、体重290kg)

素牛は市場で選ぶ

素牛とは、肥育開始前、または繁殖牛として育成する前の子牛のことです。繁殖牛や肥育牛の素牛は一般に、市場で選んで購入します。この時の選び方の善し悪しが、その後の肉用牛経営を直接左右するので大変重要です。できるだけ発育がよく、少しでも高く売れる牛をそろえて手にいれることが大切です。


選び方のコツ

1.発育のよい子牛を選ぶ:

体重、体高や胸囲を測ります。胸囲が150-156cmある去勢子牛の体重は285-320kgが平均値です。

2.資質と体型のよい牛を選ぶ:

皮膚をつまむと柔らかくてゆとりがあり、背や腰の強い、肢が胴体に比べて少し長めに見える牛のことです。

3.健康な牛を選ぶ:

発育がよい牛でもキョロキョロして落ち着きがなく、ふんに悪臭があり、下痢をしている牛はさけます。

4.早い時期(生後3カ月齢)に去勢した牛を選ぶ:

ストレスが少なく、頭、頸(くび)、四肢の骨がメスのようで、仕上げたときの歩留まりが高く、肉質も良質です。

5.血統の良い牛を選ぶ:

両親や祖父母の血統を見るとわかります。最近では産肉能力間接検定で判明した種雄牛の増体、肉質などを参考にしています。