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肉用牛トップ >> ぼくにも肉用牛、飼えるかな? >> ちゃんと世話しないと病気になっちゃう【おもな病気と対策】 >> 健康状態のチェック
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健康状態のチェック
観察のポイント牛の健康状態は日ごろの観察が大変重要で、少しでも異常をみつけた場合にはすぐ処置をします。 観察のポイントは、 1.エサの食いつきがよいか : エサを与えると健康な牛は飼槽(エサ入れ)の回りに集まります。病気や発情の場合には食欲が低下するため、熱がないか、どこか痛くないかなど注意します。 2.反すうしているか : 健康な場合、エサを食べた後にはゆったりと横臥(おうが)して反すうをします。第1胃の食滞(食べたエサがとどまる)や鼓張症(第1胃がパンパンに張る)などの場合は、反すうが止まります。 3.鼻鏡(鼻のツラ)が乾いていないか : 発熱した場合には鼻鏡が乾きます。 4.ふんや尿の状態 : 胃腸炎の場合には泥状で悪臭があります。 5.ふんが硬くてコロコロしている: 便秘。 6.口から大量のヨダレを出し呼吸も速くて荒い: 濃厚飼料を盗み食いしたり、飼料が食道につかえています(食道こうそく)。 7.セキや鼻汁を出している : 肺炎や風邪の症状。とくに、冬に子牛がすき間風にあたった場合や、春に初めて放牧に出した場合に見られます。 8.牛がビッコをひく : 蹄(ひづめ)や肢の筋肉や骨の異常。 正常な体温は成牛では38.0-39.5度、子牛では38.5-39.5度ですが、肺炎、胃腸炎などでは40度以上になります。 |