発育と体型・体格

牛の身体測定(体高測定)
子牛の発育
子牛の発育は、その度合いが全身で一定しているわけではなく、骨格や頭部が早く成長します。体高や十字部高は、1-1.5歳でほぼ大人になるのに対して、遅れて胸幅や腰角幅は、筋肉や内臓が成長するため、牛の体型は比較的遅くまで成長し続けます。そのため、完全な大人の身体を牛が手に入れるのは、3歳くらいになってからです。一般に15カ月齢で初回の種付けを行いますが、初回妊娠時にはまだまだ成長の途中ということになります。
牛の体格の表し方

1.体高:キ甲部の高さ。
2.十字部高:十字部の高さ
3.体長:肩甲骨前端部(肩端部)から、骨盤の最後尾(座骨端)までの長さをさす。
4.胸深
5.尻長
6.腰角幅
7.寛幅
8.胸囲
9.管囲






