鶏 -鶏の家- 鶏舎の仕組み

ウインドレス鶏舎

開放式鶏舎
高床式鶏舎(たかゆかしきけいしゃ)のなかでも、外(そと)の空気(くうき)が入(はい)るようになっている開放型鶏舎(かいほうがたけいしゃ)と、外の空気が入らないウインドウレス鶏舎(けいしゃ)があるんだ。
肺胞型の建物(たてもの)のまわりには野鳥(やちょう)が入(はい)らないように金網(かなあみ)を張(は)り、外側(そとがわ)にビニール製(せい)のカーテンをつけてあるよ。自然(しぜん)の風(かぜ)が通(とお)りやすいようにケージの間(あいだ)を広(ひろ)く取(と)らないといけないから、2段(にだん)のことが多(おお)いんだ。
ウインドレス鶏舎では、屋根(やね)や壁(かべ)が外からの熱(ねつ)を通(とお)さない断熱材(だんねつざい)でできていて、温度調整(おんどちょうせつ)や空気(くうき)の入(い)れ換(か)え、夜(よる)と昼(ひる)の区別(くべつ)をつける光(ひかり)の調節(ちょうせつ)もすべて機械(きかい)がやっているんだ。「自動(じどう)ケージシステム」といって、えさやりや水(みず)やり、卵(たまご)を集(あつ)めること、ふんを取(と)り除(のぞ)くことなどもすべて機械(きかい)が自動的(じどうてき)にやっているところもあるよ。