ぴよ にわとりさん元気ですか
よーく分かるニワトリの飼い方

親どりを飼う
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鶏は、寒さには強いのですが、暑さには弱い動物です。直射日光も苦手なので、ベニヤの屋根をつけたりヨシズを張ります。また、まわりが明るすぎると、ほかの鶏をくちばしでつついてけがをさせることが多くなります。とくに、産卵中の鶏が排泄口をつつかれて脱肛して死んでしまうこともあるので、産卵箱は必ず用意しなければなりません。つつかれた所には木タールをぬってつつかれないようにしますが、完全に防ぐことはできません。それよりも、つつきをするくせをつけないようにすることが大切です。

photo鶏には強弱の順序があり、今まで飼っていたところに新しい鶏を入れると、たちまちけんかを始め、ひどいときには、どちらかが死ぬまでつづけます。ただし、雄の入れ替えはだいじょうぶ。また、ひなのうちならそれほどけんかもしないで、自然と順位が決まって落ち着きます。計画的に鶏を増やしていく場合は、ひなのときから箱単位で飼うのが、雑種も避けられるのでいいでしょう。

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つつき(カニバリズム)対策とデビーク
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