鶏トップ >> ぼくにも鶏、飼えるかな? >> 9週間で体重が70倍以上に【肉用鶏の飼育上の注意】 >> 肉用鶏のエサの特徴
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肉用鶏のエサの特徴
肉用鶏のエサ
ブロイラーの場合は通常、7-8週齢にと畜・解体し食肉にします。この間の飼料は前期(餌付け:えづけから21日齢)と後期(21日齢以降)に分かれています。いずれも卵用鶏に比べ、タンパク質、エネルギーとも約10%ほど高いものになります。原料を粉砕した状態のものと、粒状に固めたペレット、ペレットを荒砕きしたクランブルなどがありますが、ブロイラーには食い込みのいいペレットおよびクランブルが多く使われます。雌雄ともに体重がおおむね2.6kg程度になるまで飼育しますが、この間の飼料摂取量は体重の2.1倍くらいです。
「地鶏」には多様な種類がありますが、一般には卵肉兼用種といった位置づけです。肉にするまでの飼育期間が長いので、ブロイラーのような高タンパク質、高エネルギーの飼料は必要ありません。
肉用種鶏のエサ
ここでいう肉用種鶏とは、種卵を取るための肉用鶏の種雌鶏のことです。とくにブロイラー種鶏は増体にすぐれますが、太りすぎで産卵が低下することから、体重を調整する必要があります。育成期から産卵期を通じた制限給飼により、産卵性の改善をはかります。
ブロイラーの銘柄によって異なりますが、標準体重にあわせて飼料の給与量を設定します。目標とする体重は、24週齢時において、自由摂取した鶏の体重の50-60%といわれています。産卵を開始したら、体重と産卵の伸びをみながら適正量を給与します。
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