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エサの考え方
鶏はエネルギーを充足するためエサを食べる
鶏は体の維持や卵・肉生産に必要なエネルギーをとるために、エサを食べます。放っておいても自分に必要なエネルギー分だけ食べ、それ以上は食べません。 したがってエネルギーの低いエサならばたくさん食べ、高いエサならば少量を食べます。しかし鶏の発育段階に応じて食べられる量は物理的に決まってくるので、その範囲内でエネルギーが充足されるエサの配合設計が必要です。
エサはエネルギーとタンパク質の比率が大切
産卵している卵用種の雌鶏は、通常の配合飼料を1日に110g前後食べます。配合飼料の成分は標準的なもので、代謝エネルギーが1kg当たり2800kcal、粗タンパク質16%、カルシウム3.4%、その他は無機質、ビタミンなどが含まれています。これからすると、先ほどの雌鶏で1日あたりの摂取エネルギー量は、308kcal、タンパク質18g、カルシウム3.8gとなります。
エサ中のタンパク質含量に対するカロリー量の比率、すなわちカロリー/タンパク質(g)比は、タンパク質の必要量を適正に給与するために、とても大切なことです。同様に他の成分の給与量についても、エサのカロリーを考慮します。
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