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環境問題と対策
畜産経営の規模拡大にともなう環境問題畜産という産業は、もともと野草や牧草などしか生育できない地域で、人間にとって高い栄養価がある食料を生産する手段として発達してきました。その後、畜産の生産性を高めようと、濃厚飼料を与え、より集約的、高密度な経営規模の方向へ拡大しました。これにともない、以下のような環境問題が発生しています。 1.濃厚飼料はふん量を多くするため悪臭が増加 2.ふん尿による地下水・河川や海の富栄養化および汚染 3.家畜排せつ物などから発生したアンモニアが原因となった酸性雨。その雨は国境をこえて、他の国へも影響 4.反すう家畜(胃を4つ持つ家畜)から発生する、メタンガスなどによる地球温暖化現象 などが指摘されています。家畜排せつ物法 全国で1年間に発生する、牛・豚・鶏の排せつ物(ふん・尿)量は、約8000万t(令和6年)にも及びます(『畜産環境をめぐる情勢』農林水産省生産局畜産部、令和6年9月)。 |