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養鶏(ようけい)って何? 鶏のからだのひみつ ぼくにも鶏、飼えるかな? 養鶏場へ行こう 鶏とは大昔から友だちだった 栄養たっぷり、おいしいね

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鶏とは大昔から友だちだった  

古き時代、鶏は時を知るために飼われていた【養鶏の歴史】

青色卵を産む鶏?【鶏の品種】

卵は物価の優等生【養鶏の現状と技術】

1年間で10キロも食べている【ブロイラー産業】

日本の採卵養鶏

写真1
今ではみられなくなった青空養鶏

飼育規模

 2003年の全国養鶏経営数は4530戸、成鶏雌1億3730万羽が飼育されています。そのうち、5万羽以上を飼育する大規模農家が690戸(全体の15.2%)で、成鶏メス全体の69%を飼育しています。中小規模層は減少し、10万羽以上の大規模層(戸数7.9%、羽数53.2%)は増加の傾向にあります。1戸当たりの平均飼育羽数は約3万1600羽です(出典:『畜産統計 平成14年度版』(農林水産省統計情報部、平成16年2月発行))。
 養鶏場は全国に存在し、卵はどの地方でも同じくらい食べられていますが、直売を多く取り入れた都市近郊の比較的小規模な経営と、南九州や東北の大型経営とに分けられます。

卵消費量

 近代養鶏は、1960年頃(ころ)アメリカから紹介されたケージ飼育法と、丈夫で性能のバラツキが少ない、卵用銘柄鶏の輸入により始まりました。それまで国内で改良した中にも高性能な鶏がいましたが、外国鶏の方が強健性などで優れていたため、たちまち外国鶏が主流となりました。
 現在、1人当たりの卵の年間消費量は、329個(16.8kg)になります(出典:「主要国の1人当たり鶏卵消費量」(IEC(International Egg Commission:国際鶏卵協議会)発表による)。

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