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肉用牛のからだのひみつ  

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肉用牛の生産サイクル


牛の妊娠期間は約280日

 繁殖用の肉用牛は、年1回くらいの割合で子牛を産み、妊娠期間は約280日です。乳用牛の場合、生まれてすぐ子牛を母牛から離しますが、肉用牛では、子牛を産んだ母牛がしばらくの間子牛に乳を与え、6カ月齢くらいになるまで母牛と一緒に飼われていることが多いようです。またこのころになると、母牛は次の子牛を産むための交配が行われます。前の子牛を産んでから早い牛で11カ月くらい、遅い牛でも14カ月くらいで次の子牛を産みます。このようにして繁殖用の雌牛は子牛を毎年1頭ずつ産んでいき、生涯産子数はだいたい7-10頭です。

できるだけ短期間に妊娠出産をくり返す

 雌牛が子牛を産めるようになるには、生まれてから約15カ月の飼養期間が必要です。さらに妊娠期間は280日と長いため、約24カ月齢くらいになってようやく初めての子牛が産まれることになります。
  豚や鶏などに比べて繁殖効率が極めて悪いのですが、1頭当たりから取れる肉の量が豚や鶏よりもずっと多く、また1頭当たりの単価も高くなります。そのため、できるだけ短期間に交配、妊娠、出産をくり返すことが農家にとって重要な課題です。

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