ぴよ にわとりさん元気ですか
よーく分かるニワトリの飼い方

おうちの準備
photo ちょっと大きめの小鳥かごでも鶏を飼うことはできます。縦・横・高さがそれぞれ60〜70cmの広さがあれば、雄1羽と雌2羽ぐらい飼えます。鶏を専門に飼っている人が使う、食用の卵をとるためのかご(ケージという)は、間口90cm(4区画に区切られる)で、奥行きと高さは40cm。まわりも床も格子状の針金製で、フンは下に落ち、卵が外に転がり出るようになっています。まわりを木の板で作り、床や鶏の出し入れ口などに専門家の使うケージパーツ(ケージの部品で、大きくなった鶏用やひな用などいろいろある)を使うのもよいでしょう。
●ケージ式の小型飼育箱
 床が網になっていてフンが下に落ちるので、衛生的
イラスト
ケージでつくった床は、鶏にフンが付きにくいので衛生的です。しかし、床の安定がややわるく、冬はちょっと寒いのが欠点です。鶏小屋(鶏舎)を作って地面で飼う場合、土のままではなくコンクリートの床にするのがよいでしょう。なるべく水洗いしやすいようなつくり方にしておきます。3.3平方mの部屋で、大型や中型の鶏なら数羽、小型の鶏なら10羽ぐらい飼うことができます。また、ひなを飼う飼育箱や鶏舎には、フンの水分を吸収させるために、かんなくずわらなどを敷きます。これらは、フンの掃除といっしょに、こまめに取り替えます。

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いろんな設備がついている(鶏舎の構造と施設)
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