もっと、もっとなかよくなろう【馬の役割】

インストラクターの養成と障がい者乗馬の普及

障がいの程度、パーソナリティーに気遣い、それぞれに適した指導方法をとる
(撮影:長谷川修)

馬にも人にも気遣うインストラクター

 障がい者乗馬の指導にあたるインストラクターは、馬に関する豊富な知識・技術のほかに、障がい者の病状・状態に対する細かい気配りが要求されます。日本でもその数はまだ多くありませんが、乗馬愛好家の新しい活躍の場として注目を集めています。


専門分野の参加が今後の課題

 ボランティア活動の一環として始まった障がい者乗馬は、福祉の概念拡大に一石を投じる活動として注目されています。障がい者乗馬の普及に関する事業を推進するには、あらゆる医療の専門家を動員できる強力な支援態勢が必要です。