人間とくらす【馬と人との歴史】
宮古馬(みやこうま)
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畑作業に向かう宮古の農民 -
沖縄県下で使われている馬具類をはじめ、馬の取り扱い方法には琉球王朝時代から受け継がれたものがほとんど。右から馬に乗る習慣は世界的にみても珍しい
在来馬で最も数が少ない
宮古馬(鹿毛で体高110-120cm程度の小柄なポニー)は、沖縄県宮古島で飼育され、表土が浅い畑でのサトウキビの栽培に協力してきました。しかしサトウキビ栽培が機械化されるにつれ、宮古馬の需要が減少したため、保存していくことが難しくなりました。現在では宮古馬保存会が、その保存に取り組んでいます。