スピード、スタミナ、もっているよ【馬のからだの特徴】

冷血種と温血種と半血種

  • 写真1
    サラブレッド:温血種・軽種
  • 写真2
    ブルトン:冷血種・重種
  • 写真3
    アングロノルマン:半血種(馬の博物館提供)
  • 写真3
    クォーターホース:中間種

血種の区別

 品種名とは別に馬の外見的な特徴から、大柄で運動性の鈍い馬(ばんえいに適している)を冷血種、中型で運動性の活発な馬(騎乗に適している)を温血種に分け、そして両者の交配によって生まれたものを半血種とよびます。冷血種を庸種(ようしゅ)や西洋種、また温血種を貴種や東洋種と呼んでいた時代もありました。ポニーとは背の高さ(体高)が148cm以下の馬の総称です。


重種と軽種

 馬は体格によっても分けられます。ブルトンのような、大きくてがっしりした体の馬を重種と呼び、サラブレッドのような、細い体つきの馬を軽種と呼びます。また、2つの種類の中間的なものを中間種と呼び、クォーターホースなどがこれに当てはまります。