鶏とは大昔から友だちだった【鶏と人との歴史】

肉用種

写真1
バフコーチン

肉用種

ブラマ種:
 インド原産といわれている大型の肉用種で、体重はオス4.5-5.5kg、メス3.2-4.1kgです。羽色は白色コロンビア斑(はん:尾羽と頸(くび)の部分が黒で、ほかが白色)が有名ですが、暗色やバフ(淡黄色)もあります。とさかは三枚冠で、耳たぶは赤色です。
 肉質は優秀ですが、若齢時の成長速度が遅いので実用的には使われず、現在は観賞用に飼われています。

コーチン種:
 中国原産の大型の肉用種で、体重はオス4.6-5.9kg、メス4.1-5.0kgです。脚にはブラマ種と同様、脚羽があり、太く重厚な姿をしています。羽色はバフ、黒色、青色、パートリッジなどさまざまで、耳たぶは赤色、とさかは単冠です。
 晩熟で成長が遅く実用的ではないので、現在は観賞用に飼われています。