鶏とは大昔から友だちだった【鶏と人との歴史】
卵用種
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白色レグホーン -
黒色ミノルカ
卵用種
白色レグホーン種:
イタリア原産の卵用種で、産卵能力(初産日齢:約160日、年間産卵数:約280個、世界記録は365個)が極めて優れています。軽快な体型で、体重はオス2.8-3.4kg、メス1.8-2.5kg、羽色は白色、とさかは単冠で耳たぶが白色です。
育種家により多くの近交系がつくられていて、その交配系が実用鶏として使われています。日本でつくられた「農林クロス」は白色レグホーン種オス系とロードアイランドレッド種メス系の一代雑種です。
黒色ミノルカ種:
スペインのミノルカ島原産の卵用種。白い卵殻の大卵(約65g)を産みますが、産卵数は約140個と少なく、現在は観賞用に飼われています。大型で(体重:オス3.4kg、メス3.0kg)大きな単冠を持ち、耳たぶは白色、羽色は黒ですが、白色や青色の内種もあります。