ぼくにも鶏、飼えるかな?【鶏の育て方】

一般的な病気の症状と対応

一般的な病気

 外見にあまり変化がみられず、急死する病気として、尿酸塩沈着症(内臓に灰白色結晶状の尿酸が付着)や、卵墜症(排卵時に腹腔(ふっくう)内に卵黄が落下、細菌感染のために炎症をおこし腹水症になることもある。とさかの暗赤色うっ血、黄白便をともなう)などがあります。
 趾瘤病(しりゅうびょう)は細菌が傷口から入り込み、脚裏、脚指の間に炎症がおこり、円形のこぶができて痛いので鶏は歩行困難になります。対策は、釘(くぎ)やガラス片など脚に傷をつけるものを取り除くなどして、床を清潔に保つことです。炎症をおこした時は、おさまった時期に、血管の分布の少ない部位の皮膚を注意深く切開してウミをだし、抗生物質剤をぬって包帯をしておきます。