畜産ZOO鑑
トップページへ

WWW 検索 zookan.lin.gr.jp 検索
乳用牛 肉用牛 豚 鶏 馬 めん羊 山羊 特用家畜
肉用牛(にくようぎゅう)って何? 肉用牛のからだのひみつ ぼくにも肉用牛、飼えるかな? 農場へ行こう 肉用牛とは大昔から友だちだった 栄養たっぷり、おいしいね

肉用牛トップ >> 栄養たっぷり、おいしいね >> ステーキだけじゃないよ【外国の牛肉利用】 >> 牛の内臓などの調理法

栄養たっぷり、おいしいね  

サーロインってどのへんの肉?【牛肉の部位と栄養価】

牛肉のアイデア料理

ステーキだけじゃないよ【外国の牛肉利用】

牛の内臓などの調理法

写真はすべて日本畜産副産物協会提供

写真1 レバーはたんぱく質、ビタミン類、鉄分の宝庫
写真2 アキレス
写真3 ウルテ
写真4 ギアラ
写真5 コブクロ
写真6 サガリ
写真7 シマチョウ
写真8 ショウチョウ
写真9 ショクドウ
写真10 センマイ
写真11 タン
写真12 チョクチョウ
写真13 テール
写真14 ハチノス
写真15 ハツ
写真16 ハツモト
写真17 ハラミ
写真18 ホホニク
写真19 ミノ
写真20 モウチョウ
写真21 リードボー

それぞれ特徴がある味わいが楽しめる

 牛の皮以外の可食部分である内臓は畜産副生物と呼ばれています。牛肉とは別に、と畜した時点で内臓専門の業者に引き渡され、焼き肉屋さんなどの小売店に卸されます。関東ではモツ、関西ではホルモンといわれているもので、カシラニク(頭肉)、タン(舌)、ハツ(心臓)、ミノ(第1胃)、ハツモト(下行大動脈)、レバー(肝臓)、ハラミ・サガリ(横隔膜)、マメ(腎(じん)臓)、シマチョウ(大腸)、コブクロ(子宮)、テール(尾)など28種類あります。副生物は新鮮なものほど良く、レバー類は鮮やかな赤い色またはやや黒っぽいと感じるくらいのものが良いとされています。
 主な副生物の特徴と調理法を示してみましょう。
 レバーはタンパク質、ビタミン類、鉄分の宝庫です。十分血抜きして調理しますが、野菜炒(いた)めなどが一般的です。ハツはコリコリした歯ざわりが楽しめます。マメはぶどうの房状でくせの少ない味が特徴です。ミノは肉厚で色は白く、普通ゆでたものが売られています。サガリはゆでて、ぶつ切りで売られていますが、じっくり煮て味をしみ込まさせます。シマチョウは長時間ゆで、脂肪を除いて味噌(みそ)煮などにします。タンは表面の皮をはぎ、時間をかけて煮込むと独特の風味が出て美味しいものです。仙台では牛タンの名前で煮込みや焼いた料理、それに牛タン弁当も有名です。牛のテール(尾)中心部の髄(ずい)などのコラーゲンは、長時間煮込むとゼラチン状になり大変美味しく、テールスープは有名です。

関連リンク

 関連サイト

©2005 Japan Livestock Industry Association All Rights Reserved.