食べるもので、お肉のおいしさは変わるのかな【肉質の決まり方】

肉用牛の発育

    生後2週齢の子牛
    生後8カ月齢(素牛という)
    出荷時の肥育牛

哺育(ほいく)期

肉用牛は通常、母牛と一緒にいる状態で6カ月齢くらいまで飼われます。この時期を哺育期といいます。生まれてすぐの時期は、母牛のお乳だけで十分に生育しますが、3カ月齢くらいになるとお乳だけでは足りなくなり、別飼い飼料(離乳食のようなエサ)を給餌(きゅうじ)しなくてはいけなくなります。

肉用牛でも、乳用牛のように母牛から早い時期に離して、人工乳によって飼育することがあります。この場合、1頭ずつ分けて飼育することが多く、時間をかけて13週齢くらいから離乳させて、じょじょに群飼に移行していきます。


離乳期

肉用繁殖牛から生まれた子牛は通常6カ月くらいで離乳します。その後、しばらく母親から離されて飼育されます。そして9カ月齢くらいで市場でセリにかけて肥育農家に売られていきます。


肥育期

牛に肉をつけさせ、食用にするための過程を肥育といいます。肥育方法はいくつも種類がありますが、短期間で多くの肉をつけさせる方法、時間をかけてゆっくり上質な肉をつけさせる方法など、農家が目的とする最終的な仕上げ方によってさまざまな肥育法が考えられています。和牛では、約20カ月におよぶ長期間の肥育を行い、良質な肉を作るようにする方法がとられるようになってきました。