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豚とは大昔から友だちだった  

おいしく、生産効率のよい豚へ【養豚の歴史】

ほとんどの豚は「雑種」です【豚の種類】

豚肉の等級【豚肉が市場に出るまで】

豚は世界中で飼われている【養豚産業の現状】

検定と登録

血統登録

 動物を遺伝的に改良する場合に、一番基礎となる大切な仕事は親子関係を正確に記録する血統登録を行うことです。記録の信憑(しんぴょう)性、公明性を高めるために、公的な団体で全国規模で行うことが必要なので、先進国では品種ごとに登録協会が設立されています。家畜の生産性を高めるためには、ただ血筋を明らかにするためだけではなく、改良に役立つ個体を選んで登録することが有効です。また血統登録された個体の中からさらに、体型が優れ、生産能力の高い基準を越えた個体だけを選抜して登録する高等登録も行われています。日本では日本養豚協会があります。

生産能力の測定

 生産能力の高さは能力検定によって測ります。肉用家畜である豚の生産能力とは、産肉能力と繁殖能力です。産肉能力のなかで、発育の早さやエサの利用効率などは生きた豚でも測定できますが、と体形質(経済化の高い部分)や肉質についてはと畜しなければ測ることができません。そのためこれらの形質については、オスならば複数のメスに交配して産ませたそれらの子豚を肥育、と畜してその成績の平均値を雄親の成績とする、いわゆる後代検定が行われています。
 繁殖能力については、雌豚の一腹産子数、生時体重、体重のバラツキ、生存率などを測る産子検定を行います。

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