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ぼくにも山羊、飼えるかな?  

妊娠(にんしん)

写真1
人工授精台
写真2
人工授精中

妊娠確認

 山羊は小柄なため、妊娠診断は牛のように直腸に手を入れて検査することができません。そこで、交配後にもう一度発情するかどうかを観察するのには、最も簡単なノンリターン法で確認します。もし妊娠していたら、その後、発情兆候(ちょうこう)を示しませんが、妊娠していなかったら、約3週間前後(18-24日後)にもう一度発情がおこります。この方法がいつも的中するとは限りませんが、普段と発情兆候時の行動の違いを的確に見分けることができるように、じっくりと観察します。

妊娠期間は約5カ月

 山羊の妊娠期間はおよそ5カ月です。妊娠中期から末期にかけて乳房が張って、お腹も横に膨れてきます。胎児の発育は、3カ月を過ぎると急速に進むので、母山羊へのエサの給与量も、今までの20%ほど増加してあげます。
 母山羊は胎児の成長とともに妊娠中期以降、徐々に肉付きが落ちてやせていきます。妊娠3カ月ごろから、動作がにぶくなり運動をしなくなるため、難産や脂肪が付きすぎるなどの問題が生じるので、適度の運動が必要です。

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