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めん羊のからだのひみつ  

いつもなかまといっしょ(めん羊の扱い方と観察)

写真1
寒い所でもだいじょうぶ

群で行動する

 めん羊は温順な性質である反面、警戒心が強く臆病(おくびょう)で、群居性の強い動物です。「1頭の羊を捕まえるよりも100頭の羊を捕まえる方がたやすい」といわれるように、群からはぐれてしまっためん羊を捕まえようとしても、めん羊は不安と恐怖心から逃げまどうばかりでなかなか捕まえることはできません。しかし、羊の大群を囲いの中に追い込むことは簡単にできます。これは、めん羊が群で行動するという習性を利用したものです。このように、めん羊をうまく扱うためには、めん羊の習性をよく理解する事が大切です。

学習能力をもっている

 めん羊には学習能力があるため、日ごろから恐怖心を与えず、習性にあった管理を心がけることでめん羊の扱いは非常に楽になり、飼養者との信頼関係も生まれます。めん羊が飼養者を信頼し、安心して過ごせる環境を与えることは、めん羊の持っている能力を十分に発揮させることにもつながるのです。
 そこで、めん羊を飼う者としての心構えをあげると、

1.羊を飼う者はまず羊になること:

めん羊の習性を知り、めん羊の身になって飼養環境を見つめる

2.常に温かい気持ちで飼育する:

めん羊が言うことを聞かないときは飼養者にも責任がある

3.健康な子羊は健全な母羊から産まれる:

体の健康管理だけではなく、精神的にもストレスを与えないような飼養管理を心がける

などがあります。

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