人と馬とが一体になる【競馬・馬術競技】
障害飛越(ジャンピング)
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落下 -
着水
(撮影はすべて:ホースシューヤマモト 山本容子)
ダイナミックなジャンプ
障害飛越は、騎乗した選手が、スタート・ラインとゴール・ラインの間に高さと幅が異なる数個の障害物(バー、障壁、ダブル・トリプル、水濠など)をいろいろな間隔、向きで配置した規定コースを走る競技です。通過時間(スピード)と、拒否(スムースに越えたかどうか)、落下させた障害物の個数を減点法によって評価して成績を競います。飛越する障害の高さによって、中障害(110〜140cm程度)と大障害(150〜160cm程度)に区別しています。
1936年のロサンゼルススオリンピックで、西竹一中尉がフランス産のウラヌス号に乗ってゴールドメダリストになったことは有名です。
最も普及している飛越競技
日本では馬術競技の中で飛越競技が一番普及しており、国体を始めいろいろな競技会のほとんどが飛越競技で成績を競います。その他の競技種目の普及は、欧米と比較してはるかに遅れています。