人間とくらす【馬と人との歴史】

国民のパートナー(馬の海外事情)

  • 写真1
    ウィーンでは観光馬車が車と仲良く走っている
  • 写真2
    セネガルでゴミを集める馬車

馬に対する社会的認識

 馬はいつも身近にいる動物、一緒に生活している可愛いパートナーと位置付けているのが世界各国の共通認識です。やさしい気持ちで側へ寄っていき、やさしく声をかけてあげながら可愛がると、どんな馬でも安心してこれに応えます。
 日本人の生活では、馬が身近にいるといった認識が低いのですが、実際には都会も農村も関係なく、どこかの部分で馬たちに支えられているのです。


ゆとりある国民生活の現れ

 モンゴルや南米の見渡す限りの広い草原では、移動手段としただけでなく、乗馬を自由に楽しんでいます。
 欧米の市街地に点在する公園は、自動車の乗り入れが禁止されていますが、馬道は整備されています。そこでは週末になると、家族で乗馬を楽しんでいる光景が見られます。