人間とくらす【馬と人との歴史】

馬の歴史

  • 写真1
    埴輪(はにわ)馬
    古墳(こふん)時代 (馬の博物館所蔵)
  • 写真2
    騎馬図巻
    鎌倉(かまくら)時代(馬の博物館所蔵)
  • 写真4
    保元合戦図屏風
    江戸時代(馬の博物館所蔵)
  • 写真3
    犬追物図巻
    江戸(えど)時代(馬の博物館所蔵)

 古文書には、ヤマトタケルノミコト(日本武尊:『古事記』『日本書紀』に登場する英雄)が生きた馬の皮をはいだとか、オオクニヌシノミコト(大国主命:出雲神話の中心的な神)に馬肉を献上(けんじょう)したと記されています。日本人と馬との共生は2000年もの昔から始まっていました。その後、戦国時代の合戦で活躍(かつやく)したりと、馬は歴史のさまざまな場面に登場します。明治時代からは軍馬生産のために、外国種を導入した大がかりな改良計画がスタートしました。