栄養たっぷり、おいしいね【卵と鶏肉の利用】

特殊卵とは

写真1
消費者のニーズに応える卵を販売

どんな卵?

 消費者が求める価値を付与した卵で、高い値段をつけても売れる卵を特殊卵と呼んでいます。多様な価値観の時代、いろいろな卵の中から、好みにあった卵を選びたいというニーズがあってこそ、特殊卵は成り立つのです。


どこが特殊?

特殊卵は、

1. ヨウ素、リノール酸、アルファ-リノレン酸、EPA、DHA、ビタミンEなど、特定の栄養成分を多く含む卵

2. 卵黄色を濃厚にした卵

3. 放し飼い、有精卵など飼育法と関連した卵

4. 赤玉、ピンク卵、青色卵など鶏の品種、系統の違いを利用した卵

5. エサの原料にこだわった卵

6. 採卵期間を短縮した若鶏の卵

など、通常とはひと味違う卵づくりを基本においています。
 生産のシステムからみると、飼料メーカー、流通業者が主導して銘柄卵としたものと、個々の養鶏場が名乗りを上げた直売卵に大別されます。さらに包装、ネーミングなどで他との違いをはっきりさせるなどして、それぞれが存在感を示しています。