鶏とは大昔から友だちだった【鶏と人との歴史】

鶏肉の流通と消費量

鶏肉の流通

 一般に店頭で売られている鶏肉は、生産地の近くにある食鶏処理場で処理され、荷受会社をへて量販店や、鳥肉専門販売店などに並べられます。
 食鶏処理場では、平成4年に施行された食鳥検査制度にもとづき、獣医師の資格をもった検査員が、生きたままの状態、羽を取った状態、内臓を摘出した状態の3段階で検査をします。ここで検査不合格になったのものは廃棄処分とし、合格したものだけが出荷されています。


鶏肉生産量、消費量の推移

国内生産量(千トン) 輸入量(千トン) 1年一人当たり消費量(kg)
昭和40年(1965年) 238 8 1.9
昭和45年(1970年) 496 12 3.7
昭和50年(1975年) 759 28 5.3
昭和55年(1980年) 1,120 80 7.7
昭和60年(1985年) 1,354 115 8.4
平成2年(1990年) 1,380 297 9.4
平成7年(1995年) 1,252 581 10.1
平成12年(2000年) 1,196 686 10.2
平成14年(2003年) 1,229 662 10.4
平成17年(2005年) 1,293 679 10.5
平成22年(2010年) 1,417 674 11.3
平成27年(2015年) 1,518 809 12.6
令和2年(2020年) 1,653 859 13.9
令和5年(2023年) 1,690 914 14.4

(『平成14年度 食料需給表』『令和6年度 食料需給表』(農林水産省)より作成)