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肉用牛のからだのひみつ  

大きくて、とてもやさしい【肉用牛のからだ】

妊娠(にんしん)・出産を毎年くり返す【肉用牛が子牛を産むまで】

食べるもので、お肉のおいしさは変わるのかな【肉質の決まり方】

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消化器の特徴と消化能力

4つの胃

 牛の胃は4つもあります。もっとも大きい胃は食道から真っ先に入る第1胃(ルーメン)で、成牛では120リットルもあります。第1胃にはたくさんの微生物が共生しており、この微生物の作用で人が食べられない草のようなエサを発酵させて、栄養素として利用できる形に変えます。さらに、分解された栄養素の一部を吸収する機能もあります。
 ここで吸収されるVFA(揮発性脂肪酸)と呼ばれる物質は、牛にとってもっとも重要な栄養源です。牛はこのVFAから、糖や脂肪などの栄養素を体内で作るのです。そのため、第1胃の機能が壊れると重大な病気になってしまいます。

 第1胃の先には第1胃の作用を助ける第2胃があります。さらに、第2胃の奥には第3胃があります。第3胃は膜のようなものが何枚も重なっており、内容物を第4胃に送り込む働きをしています。ここまでが前胃とよばれる部分で、食道が変化したものです。
 4つ目の胃は、他の動物と同じ作用をもつ第4胃です。しかし、第4胃の作用は、胃が1つしかない他の動物に比べるとあまり強くありません。なぜなら、ここまでいたる間に多くの食物が細かく分解されているため、他の動物のように強い消化作用をする必要がないためです。

長い腸

 牛の腸はとても長く、成牛では60メートル近くあります。しかし、長さはあっても太さは盲腸や結腸の一部を除いて細く、容積はそれほど大きくありません。お腹の中の大部分を第1胃が占めているので、腸はお腹の右の上部に押しやられている形で詰まっています。この長い腸では、胃で消化しきれなかった食物をじっくり分解し、吸収していきます。

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