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肉用牛の特徴
人の食べられないものを食料に変えてくれる
牛は他の家畜と違う大きな特徴をもっています。それは、人が直接食べることのできない草を主食にし、人が食べる牛肉や牛乳を効率良く作り出すことができることです。たとえば豚や鶏の場合、主食となるのは穀類(豆類や麦、米など)です。穀類は人の主食でもあるので、豚や鶏は人と同じようなものを食べ、別の食料品(肉や卵)を作っていることになります。また草を食べる家畜は、他にも山羊や羊、馬などもいます。しかし、これらの家畜は牛ほど効率よく食料品を提供してはくれません。牛は、人が食べられないものを効率よく、食料にしてくれる大変価値がある動物というわけです。とりわけ肉用牛は、肉を作り食料品にするという観点で優れており、大昔から人に飼われてきました。
ちょっと太めがチャームポイント(肉用牛の身体の特徴)
肉用牛の身体的特徴は、全身にお肉がつきやすくなっているということです。そのため、多少、ずんぐりしたような外見の品種が多いようです。特に、肥育(出荷前に太らせる作業)中の肉用牛はふっくらとした体型になります。どちらかというと、がっちりした体格になるホルスタインのような乳用牛とはちょっと異なります。また、身体の大きさも一般にホルスタインに比べて小柄なものが多いようです。
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