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管理器具

剪毛(せんもう)バサミと電気バリカン |

剪蹄バサミ |
電気バリカン・剪毛(せんもう)バサミ・剪蹄(せんてい)バサミ
剪毛には電気バリカンか、剪毛(せんもう:毛を刈り取ること)バサミが用いられます。最近は電気バリカンが主流ですが、剪毛バサミは交配前や分娩(ぶんべん)前の汚毛刈りなど、普段の管理の中でもふん尿で汚れた毛を刈る時などにも使用するもので、めん羊飼育者にとっては必需品です。
めん羊の剪蹄(ツメ切り)はハサミで行います。専用の剪蹄バサミも市販されていますが、園芸用の剪定バサミで代用することもできます。
断尾・去勢器具、耳標、哺乳(ほにゅう)ビンと人工哺乳器
断尾や去勢を行う最も簡単な方法はゴムリングです。尾または陰嚢(いんのう)に輪ゴムをきつく巻き付けてもかまいませんが、専用のゴムリングと装着器を使うと簡単にできます。また、生まれてすぐに去勢をしなかっためん羊には、無血去勢器を使用します。無血去勢器は皮膚の上から精系を押しつぶす器具で、その名のとおり出血することはありません。
耳標は耳に取り付ける標識のことで、個体を識別するために使用されます。いろいろな形や材質のものが装着器とともに出まわっており、どれを使用してもかまいませんが、登録耳標については、(社)畜産技術協会(旧・(社)日本緬羊協会)から交付されたものを使用します。
子羊にミルクを与える場合、少頭数であれば哺乳ビンでもかまいませんが、多頭数の場合には、複数の乳首を取りつけた人工哺乳器が便利です。
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