ヒツジってこんな動物


からだはこうなっている!

●長い長いおつきあい―家畜(かちく)になったヒツジ

西アジアや中央アジアにすんでいた野生のヒツジを、今から1万年以上も前に家畜として飼い馴らしたのが始まりと考えられています。日本での歴史はわりに新しく、明治時代になって毛を採るために本格的に飼われるようになったようです。

日本で一番多く飼われているサフォーク種、細くて白い毛をもつメリノ種、「羊肉の王様」とよばれるサウスダウン種など、利用の仕方で毛用(毛皮用)、肉用、乳用(にゅうよう)にわけることができ、今では1000種類以上のヒツジがいます。

●ヒツジは歯で年齢(ねんれい)がわかる?

ヤギや牛と同じ草食動物で、4つの胃をもっています。何度も反すう(一度食べた草を口に戻(もど)してかみかえし、また胃に戻す)して、胃の中にすむ微生物(びせいぶつ)のはたらきで、草を消化します。
また8本ある前歯は、一年ごとに2本ずつ乳歯(にゅうし)が永久歯(えいきゅうし)に生えかわるので、歯をみるとヒツジのおおよその年齢がわかります。

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