飼育事例:武蔵野大学附属幼稚園・ウサギとニワトリ
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●5 動物飼育=人間の基本になることを学ぶ
「動物を飼うことのよさは、自分を愛せるようになるということかもしれません」と話す、井上先生。
愛情を持って世話をすると、動物はいろんな反応を返し、自分を頼ってくれる。そのことで子どもが“(こんなに頼られる自分は)いてもいいんだ”と、自分を肯定できるようになるのだという。
「命は大切だと学ぶのもそうですが、もっと自然なこと、“人と人との関係をつくる”ことを学ぶのが、動物飼育の基本ではないでしょうか。たとえば年長児になると、自分たち同じ境遇で動物のことを考えられるようになり、“自分だってウンチがいっぱいのところでごはんを食べるのは気持ち悪いよね”と言ったり、他者に対して共感の気持ちがもてるようになります。
この園でも、大人が気がつかないところで、子どもたちはいろんな経験をしていると思っています」と井上先生はお話を結ばれた。

