栄養たっぷり、おいしいね

豚肉の部位と利用法その1


上手に利用して、おいしく食べよう(写真:日本食肉格付協会提供)

写真3
かた
うでの部位のことです。よく運動する筋肉なので、ほどよく脂肪分を含み、色の濃いうまみのある部位です。やや硬めの肉質なので、シチューや豚汁などの煮込み料理や、薄切りでポークビーンズなどにむいています。
写真4
かたロース
ロースに続く肩側の肉で、脂肪がほどよく入っています。焼き肉や炒(いた)め物、煮物などに適しています。

写真5
ロース
胸から腰にかけての背側の肉で、きめが細かくて柔らかい高級部位です。脂肪も適度に含むのでとんかつやポークソテーにむいています。加工品として、日本特有のロースハムの原料にもされます。
写真6
もも
「うちもも」と「しんたま」に分かれます。赤みが多い部分で、脂肪が少なく柔らかい肉質が特徴です。調理法は焼豚から八宝菜までバラエティーに富んでいます。またボンレスハムに加工される部位です。

写真8
ばら
ロースを取り除いた胴部の腹側の肉で、脂肪が多いことから三枚肉とも呼ばれ、焼豚や肉じゃがのような料理に適しています。ベーコンの原料として通常この部位を使います。
写真9
ヒレ
最もきめが細かく脂肪も少なく淡泊な味わいの肉です。柔らかいのでお年寄りにも好まれ、ヒレかつなどに利用されます。豚1頭から取れる量も少ないことから一番高価な部位です。

そともも
脂肪が少なく柔らかい部位です。淡泊な味の部位なので、角煮やシチュー、豚汁に使えます。


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