|
|
|
|
|
豚トップ >> 養豚場へ行こう >> おくびょうな性格だから、おどろかせてはだめ【養豚家の仕事】 >> 淘汰と更新
![]() |
![]() |
|
淘汰と更新淘汰(とうた)と更新 繁殖豚としての能力が低下し、経営的な観点より豚群から除外することを淘汰といいます。そして、経営を継続させるために、新しい個体を導入し、新しい豚群を編成することを更新といいます。 1.2回の発情でも受胎できない 2.2回の分娩とも産子数が5頭未満 3.分娩後、手当をしても50日間発情しない 4.乳量が少なく、哺乳能力が低い などの項目があげられます。およそ、1年ごとに農場全体の1/2-1/3の母豚を更新するのが理想とされています。 また、種雄豚は生後8-10カ月で交配可能となり、その割合は3日に1回といわれ、5年間くらいは供用するので、生涯で500-600回程度の交配をすることになります。しかし、年齢をとるにつれて、精子数の減少、奇形率の向上が目立ち、乗駕(じょうが)欲に欠け、四肢の張りも弱くなり、目的を達成する能力が低下するようになってきます。このようになった種雄豚も淘汰します。 |