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豚トップ >> ぼくにも豚、飼えるかな? >> 子豚にはそれぞれ専用のおっぱいがある【子豚の育て方】 >> オスに生まれると大変だぞ
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オスに生まれると大変だぞ![]() 肥育目的の子豚は離乳後1週間前に去勢を行う オスの役割雄豚は日齢とともに精巣が発達し、4カ月齢ごろになると精子ができはじめ、7カ月齢では性成熟に達します。しかし、養豚経営で必要な繁殖用オスの数はメスの1/10、つまりメス50頭に対してオスはたったの5頭であることから、本当に繁殖に役立つ個体だけがオスとしての働きをするのです。 どうして去勢をするの繁殖に使われない雄豚は肉用として肥育されることになり、離乳の1週間前あたりで去勢されます。去勢とは精巣を切り取ることで、この目的は、 1.雌雄の混飼を可能にする: 雄豚を群飼するとたがいに乗駕(じょうが)したり、雌豚を妊娠(にんしん)させたりするので、これらを回避する 2.肉質の改善: 雄豚の肉は繊維が粗く、不快な臭いがあるので、これをなくす 3.精肉歩留りの向上: 雄豚は骨格が太く体型が大きくなり精肉歩留りが悪くなるので、中性化させる などがあります。しかし、去勢しない方が発育が速く、脂肪の比率で赤肉が多く生産されることや動物福祉などから、去勢しないで肥育したり、時期を遅らせたりすることもあります。 |
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