豚のからだのひみつ
身体各部の名称
各部名称と役割
1. 鼻(はな)
鼻は上唇と鼻との間に明瞭(めいりょう)な境界がありません。鼻は平面になっており、その表面には被毛もなく、光沢があっていつも湿っています。これは鼻の皮下から分泌物がでているからです。
2. 耳(みみ)
耳は自由に動かすことができ、集音器の役割をします。音に対して敏感です。
3. 頬(ほお)
鼻、口、耳と下顎(あご)との間のことをいい、太っているために頸(くび)との境界がはっきりしません。
4. 頸(くび、けい)
. 肩(かた)
ヒトでいうと腕のつけねと頸のあいだにあたり、豚では前足の上にあります。
6. 背(せ)
7. 腰(こし)
背と尻(しり)との間にあり、ここにはロースというおいしい肉がついています。
8. 脇腹(わきばら)
横腹(よこばら)ともいいます。腹斜筋という筋肉があり、腹の中にあるたくさんの臓器を保護しています。
9. 脇(わき)
胸の両側をいいます。
10. けん
ひばら、後脇(あわき)ともいいます。脇腹と下腹の後半部のところです。
11. 尻(しり)
腰の後半部で、臀部(でんぶ)ともいいます。
12. 腿(もも)
後足(後肢)の上部で、腰に連なるところですが、肉が豊富についています。ここの肉を腿肉(ももにく)といいます。
13. 下腹(したばら)
腹の下部のところで、腹直筋という筋肉によって腹の中にある臓器を支えています。
14. 前肢(ぜんし)
前足のことで、強い筋肉によって胴体から吊(つる)されて体重を支えています。また、後足の推進運動を補助しています。
15. 後肢(こうし)
後足のこと。前足と違って後足は骨で胴体と連絡しています。体重を支えるとともに体の前進に大きな力を発揮します。
16. 尾(お)
身体の最後尾にあります。体格に似あわず、可愛くて小型ですが、尾の中には20から30個の尾椎(びつい)という骨が連続してあります。
17. 腰角(ようかく)
18. 後膝(あとひざ)
後足の大腿(たい)骨の下端と下腿骨の上端との間の関節部のことで、ここには膝蓋(しつがい)骨という骨があります。人の膝(ひざ)のことです。
19. 飛節(ひせつ)
後足の足根部の複雑な関節のことで、足根関節のことです。
20. 繋(つなぎ)
前足の指骨と後足の趾骨(しこつ)の両方の基節骨(繋骨)の部分で、蹄(ひづめ)の上方のところをいいます。
21. 胸(むね)
体の前面の頸と腹の間のことで、肋骨(ろっこつ)のある部分です。
22. 胸前(きょうぜん)
胸の前方の部分をいいます。
23. けづめ





