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山羊とは大昔から友だちだった  

日本の山羊

写真1
ザーネン種の放牧

ほとんどが在来種か日本ザーネン種

 現在の日本で見ることができる山羊のほとんどは在来種か、日本ザーネン種です。在来種は主に九州、沖縄地方で飼養され、そのほとんどが肉用として利用されていますが、15世紀以降に日本に入った東南アジアの小型山羊が起源とされています。
 一方、日本ザーネン種は、長野県、群馬県、岩手県、福島県を中心に飼養され、メスは乳用に、オスは種畜用以外は産肉用に利用されています。明治以降輸入されたザーネン種と、在来の山羊との交配によって改良されたものです。
 この他にも、戦後になって、アルパイン種、トッケンブルグ種、ヌビアン種などが輸入されました。しかし、飼育管理の悪さや疾病の発生などにより次第に減少し、現在ではその姿はほとんど見られません。

飼養頭数の減少

 日本における山羊全体の飼養頭数は、昭和32年の66万9200頭(沖縄を除く)をピークに減少に転じ、平成12年の農林水産省畜産統計では2万1134頭(沖縄を含む)となっています。

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