|
|
|
山羊トップ >> 山羊とは大昔から友だちだった >> 山羊の歴史
![]() |
![]() |
|
山羊の歴史山羊の野生原種現在飼養されている山羊の野生原種は、ベゾアール、マーコールおよびアイベックスといわれています。 ・ベゾアール: パキスタン、イランなどを中心とする西アジアの山岳地帯に分布しています。ヨルダンの先土器新石器文化層から出土した、紀元前6000-7000年のものと推定される家畜山羊の骨の形態がベゾアールと一致したため、ベゾアールが、家畜山羊の成立に最も寄与したものと考えられています。 ・マーコール: ベゾアールよりも東側、パキスタン、アフガニスタンの高地に分布しています。内側から外側にらせん状に伸びた角を持っており、ベゾアールとも交配可能で生殖力の高い雑種を産むといわれています。 ・アイベックス: 旧大陸のいくつかの地域に散点的に分布しています。ヨーロッパではイベリア半島の山岳地帯、ピレネー、アルプスなど、アジアではパレスチナやアラビア半島、ヒンズークシュ山地、アフリカではナイル河の東岸や、エチオピア高地などがあげられます。一定間隔で結節を生じる大きな角が特徴で、アイベックスも家畜山羊との交配が可能です。 |