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いろいろな経営形態
山羊乳の利用
山羊のおもな利用としては、ミルク飲用やチーズ加工などの乳用、子山羊を生産し肥育する肉用、大学や研究機関の研究に用いられる実験用、自分の家で乳を搾って利用する自家消費用などがあげられます。
山羊乳は、牛乳よりもアレルギーの発生率が少ないため、自家消費にとどまらず、牛乳のようにビンに詰めて販売されたり、その独特の風味を活かした山羊チーズの開発や販売、また、アイスクリームやサブレ、パンの原料としても利用されています。
山羊肉、実験動物としての利用
山羊肉はおもに沖縄で消費されていました。独特の臭みがあり、それが山羊肉らしさとして珍重されていました。しかし最近では、消費層の拡大のため、あまり癖のない味に仕上げた焼き肉用の味付け山羊肉が、長野県で販売され始めています。実験動物としては、その手ごろな大きさと、比較的人間になつく動物であるため、いろいろな分野の研究に用いられ始めています。
これらのほかにも、休閑地の雑草管理や、中山間地の活用、農村の高齢化対策や情操教育への活用など多方面で利用されるようになってきています。
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