ぼくにも山羊、飼えるかな?
分娩(ぶんべん)
分娩は短時間
山羊の分娩は比較的軽いため、難産の発生数も少なく、陣痛が始まってから分娩するまでも短時間です。また、分娩後も母山羊は子山羊の面倒をよく見るので、分娩に関しては母山羊に任せておけばほとんど問題はありませんが、観察は行いましょう。
陣痛(じんつう)から分娩
陣痛が始まると、落ち着きがなくなり、しきりに鳴くようになります。やがて、陣痛の間隔が短くなって、分娩が開始されます。まず第一破水が始まり、尿膜と呼ばれる膜が破れ、液体が出てきます。そして、胎児の2本の前足が羊膜という膜に包まれた状態で出てきます。
この膜が破れて、やや粘り気を帯びた液体が出る第二破水のあと、胎児はすぐに産み落とされます。生まれた子山羊は胎膜や羊水にまみれているので、母山羊がそれをなめてあげます。分娩後30分から4時間の間に、母山羊の子宮内に残っていた胎盤などがはがれ落ちる後産が排出されます。
子山羊が立ち上がるようになったらすぐに、免疫抗体をたっぷりと含んでいる初乳を十分に飲ませることが大切です。