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ぼくにも山羊、飼えるかな?  

哺乳期の飼い方

写真1
ザーネン種の哺乳

初乳は健康への大きな第一歩

 生まれたての子山羊には、発達した第1胃もなければ牧草を分解してくれる微生物も体の中にいません。そのため、親山羊のように牧草を食べ、利用することができず、子山羊は母山羊が出す乳を飲むしかありません。
 母山羊は分娩(ぶんべん)後、数日間、初乳と呼ばれる濃厚でやや粘りがあり、多くの免疫抗体を含む乳を出します。子山羊は生後、この初乳を飲むことによって免疫抗体が移行するので、初乳の給与は子山羊の健康上、とても大切です。

自然哺乳と人工哺乳

 母山羊に任せて哺乳することを自然哺乳といいます。中には授乳を嫌がる母山羊もいるので、人工哺乳をしてあげます。これは、母山羊から離して哺乳することで、搾った山羊乳を与えるか、牛用に市販されている代用乳を与えます。哺乳する乳は40度くらいが適温で、それ以下だと子山羊の下痢の原因になります。

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