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鶏とは大昔から友だちだった  

古き時代、鶏は時を知るために飼われていた【養鶏の歴史】

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卵は物価の優等生【養鶏の現状と技術】

1年間で10キロも食べている【ブロイラー産業】

鶏の遺伝的改良

卵用種の改良

 日本での卵用種の改良は、大正期にアメリカから多産鶏が輸入されて始まりました。昭和に入ってから国の事業として集合検定が実施され、産卵能力は格段に高まりました。しかし、この頃の育種方法は個体選抜によるものであったため、遺伝率の低い(環境要因に影響されやすい)形質である産卵数の向上では、鶏群として能力検定を行っていた欧米に遅れをとってしまいました。

組織的な改良事業

 現在では、農林水産省と民間が一体となった組織的な改良事業が行われ、優秀な近交系が複数作出されています。そして、この近交系の間の交配で、実用鶏としての一代雑種(あるいは三元交配種や四元交配種)がつくられて利用されています。
 肉用のブロイラーの遺伝的改良も同様な方式で行われ、実用鶏には雑種強勢が利用されます。

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